突然始まるしゃっくり。止まらないと焦ってしまいますよね。
「次のプレゼンの前に止めたい！」「電車の中で出ちゃって恥ずかしい…」なんて経験、私もあります。
そんな時に役立つのが、過去に放送されていたNHKの人気番組「ためしてガッテン」で紹介されたしゃっくりの止め方。
この記事では、ためしてガッテンのしゃっくりの止め方を中心に、しゃっくりの原因やその他の対策について詳しく解説します。
ためしてガッテンで紹介されたしゃっくりの止め方
「ためしてガッテン」によると、しゃっくりの主な原因は、延髄の興奮による横隔膜の痙攣です。
この延髄の興奮を鎮めるために、耳の穴を刺激する方法が紹介されました。
これは簡単に試せる方法で、多くの人に効果があるとされています。
耳の穴を刺激する方法
- 人差し指または綿棒を使い、両耳の穴をやさしく塞ぐ。
- 軽く押さえながら、ゆっくりと30秒ほど保持する。
- その後、指を外して深呼吸をする。
耳の中にある迷走神経を刺激すると、延髄の興奮が和らぎ、しゃっくりが止まりやすくなるそうです。
私は半信半疑で試したのですが、本当にピタッと止まって驚きました！
友達にも教えたことがありますが、ピタッと止まって「なんで！？」と思わず笑っていました。
もちろん、この方法で止まらない人もいますので絶対ではないですが、道具もいらず簡単なので試してみる価値がありますよ！
また、耳を塞ぐ際に、軽く円を描くようにマッサージすることで、より効果が期待できるとのことです。
実はこの方法、フジテレビの他の番組でも紹介されていました。
しゃっくりがなかなか止まらない場合
耳を塞いで押さえ深呼吸しても、しゃっくりがなかなか止まらない場合には、指で耳を押さえながら、冷たい水を少しずつ飲んでみましょう。
喉や食道を通じて迷走神経がさらに刺激され、しゃっくりが治まりやすくなるとも言われています。
この方法を試す際には、急がずゆっくりと行うことがポイントです。
また、耳を塞ぐ方法と同時に、リラックスすることも重要です。
しゃっくりはストレスや緊張が原因で起こることもあるため、深呼吸をしながら落ち着くことも有効です。
特に、耳を刺激しながら腹式呼吸をすると、横隔膜のリズムを整える効果が期待できます。
さらにしゃっくりが止まらない場合
さらに、「ためしてガッテン」では、この方法に加えて、座ったまま膝を抱える姿勢を取ることも推奨されていました。
これは、横隔膜を圧迫することで、痙攣を和らげる効果が期待できるとされています。具体的には、
- 床に座り、膝を抱え込むように両腕でしっかりと固定する。
- そのまま30秒から1分ほど深呼吸を続ける。
- 呼吸が落ち着いたら、ゆっくりと足を元の位置に戻す。
この姿勢を取ることで、横隔膜が安定し、しゃっくりが治まる可能性が高まります。
特に食後にしゃっくりが起きた場合には、この方法が有効であると考えられています。
このように、「ためしてガッテン」で紹介された耳の穴を塞ぐ方法は、シンプルでありながらも、複数の方法を組み合わせることでより高い効果が期待できます。
しゃっくりに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
しゃっくりが起こる主な原因
しゃっくりは、横隔膜が何らかの刺激を受けて痙攣することで発生します。日常の何気ない行動が原因になっていることも！
しゃっくりが起きやすい人は、しゃっくりが起こる主な原因を知っておくと、事前に予防できるかもしれません。
1. 食べ過ぎ・早食い
「お腹いっぱい！」と思うほど食べると、胃が膨らみすぎて横隔膜を刺激し、しゃっくりが発生しやすくなります。私もラーメンを勢いよく食べた後によくしゃっくりが出ます…。
2. アルコールや炭酸飲料
ビールや炭酸ジュースを飲むと、胃が急に膨らみ、横隔膜が刺激されることがあります。特に、冷たい炭酸飲料をゴクゴク飲むとしゃっくりが出ることが多いですよね。
3. 温度変化
冷たいものを一気に飲んだり、熱いものを急いで口に含んだりすると、胃の内部が急激に冷えたり温まったりして、横隔膜がびっくりしてしゃっくりを起こすことがあります。
しゃっくりを止めるためのその他の方法
耳の穴を塞ぐ方法以外にも、昔から伝わるしゃっくり対策はいろいろあります。
「なんとなく効く気がする…」と思う方法もありますが、実際に科学的に効果があるとされるものも！
簡単にできることばかりなので、半信半疑でも試してみる価値はありますね。
1. 息を止める
「しゃっくりが出たら息を止める」というのは昔から言われていますよね。
深く息を吸い込んだ後、できるだけ長く息を止めることで、横隔膜の痙攣が抑えられ、しゃっくりが止まりやすくなります。
反対に、息を吐ききってから限界まで止める方法が効く、という人もいます。
2. 冷たい水を飲む
ゆっくりと冷たい水を飲むことで、喉や横隔膜の神経を刺激し、しゃっくりが収まることがあります。
私の息子は、氷水を一口ずつゆっくり飲むとスッと止まることが多いです。
嘘かホントか、コップの水を手前の反対側から飲むと止まる、という意見も多くありました。
3. 舌を引っ張る
舌を優しく引っ張ることで、喉の神経を刺激し、しゃっくりを止める効果があると言われています。手を洗ってから試してみてくださいね。
4. 呼吸法で止める
おなかに手を当てて、おなかを膨らませるように10秒かけて鼻から息を吸う→10秒息を止める→10秒かけて鼻から息を吐く、という呼吸法で止まるそうです。
腹式呼吸で空気を送り、横隔膜を抑えることによってしゃっくりが止まる、というしくみとのこと。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。50 万回以上再生されていて、1500件以上のコメントがあります！
5. ツボを刺激する
鎖骨の下や手首など、しゃっくりを止めるのに効果的なツボはいろいろあります。
ツボについてもYouTubeに詳しく説明されている情報がいろいろあるので、興味がある人はぜひそれらも確認してみてください。
しゃっくりが止まらない場合の対策
通常、しゃっくりは数分で自然に止まりますが、もし48時間以上続くようなら要注意。
子どもの頃、「100回しゃっくりをしたら死んじゃう！」という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、まったくの迷信ということでもないようです。
まれに神経系や消化器系の病気が関係していることもあるので、長引く場合は医療機関を受診しましょう。
ためしてガッテンのしゃっくりを止める方法：まとめ
しゃっくりは多くの場合、一時的なもので、そこまで気にする必要はありません。
ただ、止まらないとイライラしてしまいますよね。大切な場面で止まらないと困ることもあります。
「ためしてガッテン」で紹介された耳の穴を塞ぐ方法は、簡単で試しやすいのでおすすめです！
また、息を止める、冷たい水を飲む、舌を引っ張るなど、しゃっくりを止める方法はためしてガッテンの方法以外にもいろいろあります。
いざというときに困らないように、いくつか試して自分に合った方法を見つけてみてください！
もし「何をやっても止まらない！」という場合は、一度お医者さんに相談するのが安心ですね。
