薬に頼らずに血圧をコントロールできたら、嬉しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
テレビ番組『ためしてガッテン』で紹介された「酢を毎日大さじ1杯とるだけで高血圧が改善する」という健康法が話題になりました。
この記事では、酢の健康効果や効果的な取り入れ方、番組で登場したレシピもあわせてご紹介します。
ためしてガッテン!酢に血圧を下げる効果はある?効能と健康効果
酢に含まれる「酢酸」の働き、効果的な取り入れ方、そして血圧を下げるだけじゃない嬉しい健康効果までお伝えしていきます。
番組『ためしてガッテン』でも取り上げられたように、酢の成分「酢酸」が血管をゆるめ、血圧を自然に下げる働きが注目されました。
体に取り込まれると「アデノシン」という物質が出て、血管がゆるみ、血圧が自然と下がるという仕組みになっています。
家族全員で無理なく始められる!酢を使った高血圧対策
高血圧をなんとかしたい方に注目されているのが「酢酸」。
酢には血圧を“必要以上に”下げる力はありません。食事を別々に用意する必要がなく、家族全員で取り入れられるのも嬉しいポイント。
高血圧改善だけではない!3つの酢の健康効果
酢の健康効果には大きく3つのポイントがあります。上手に取り入れて、健康を意識した生活を送りましょう。
- 酢には、血中コレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。これにより、心筋梗塞や動脈硬化の予防にもつながり、日々の健康管理に役立ちます。
- 血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。糖尿病や肥満予防を意識している方にもおすすめです。
- 酢に含まれる酢酸は、カルシウムと結びつき「酢酸カルシウム」に変化。これによりカルシウムの体内への吸収率が高まります。カルシウムを多く含む食材と一緒に酢を摂取すると、骨粗しょう症の予防にもつながります。
高血圧改善に酢が効く!毎日続けるための工夫と注意点
- 高血圧改善には、1日に「大さじ1杯の酢」をとるのが効果的だとされています。ただし、酢の摂取は一度きりでは効果が続きません。毎日続けることが大切です。
- 酢を原液で飲むのは避けましょう。胃にやさしく摂るためには、5倍くらいに薄めて飲みます。
- 飲料として酢を摂取するよりも、毎日の料理に酢を使うことが無理なく続けられるポイント。手軽に続けられる方法で、健康効果を取り入れましょう。
- 酢を食事に取り入れるのが難しく感じたら、まずは醤油の代わりに三杯酢を使ってみましょう。冷ややっこや納豆、サラダなど、身近な料理で手軽に始められます。
- 高血圧改善には減塩が重要。酢には塩味を引き立てる働きがあり、調味料を酢に置き換えることで自然と減塩につながります。
ためしてガッテンで紹介された酢のレシピ

『ためしてガッテン』では、高血圧対策に酢を毎日大さじ1杯摂ることが推奨されており、継続が重要なうえ、飲む際は必ず5倍に薄める必要があります。
私も5倍に薄めた酢を試しましたが、酸味が予想以上に強くて、毎日飲み続けるのは少し難しいと感じました。
飲むのが続かない方にとって、料理での活用がおすすめ。酸味がまろやかになって、旨味もアップする「昆布酢」。
今回は、その昆布酢を使った「三杯酢」の作り方と、さらにそれを活用した簡単レシピもご紹介します。
昆布酢の作り方
昆布酢を使ったガッテン流三杯酢の作り方
ガッテン流三杯酢を使ったレシピ 定番きゅうりの酢の物
まだまだある!ためしてガッテン流の酢を使ったレシピ
「酢が体にいいのは知っているけれど、どう使ったらいいのかわからない…」そんな方に朗報です!
“ためしてガッテン”流の酢レシピをご紹介します。どれも手軽で続けやすい工夫がいっぱい。
漬けておくだけ、レンジで温めるだけといった簡単な調理法ばかりなので、忙しい毎日の食事にも無理なく取り入れられます。
