この記事ではためしてガッテンで紹介された「山椒の働き」をご紹介します。
ためしてガッテンで紹介された山椒には、驚くべき働きがたくさんありました。
ウナギを食べるときに少し使うだけじゃもったいない。早速、驚くべき働きを紹介していきます。
ためしてガッテンで紹介された山椒の効能と健康効果
山椒といえば、うなぎを食べるときに、ほんの少し振りかける。そんなイメージでした。
最近では、麻婆豆腐の山椒のシビレと辛さが注目されていますが、やはり日常で食するイメージではないですよね。
山椒のシビレと辛さには食べたものを美味しくしてしまう、万能調味料の役割があったんです。
また、山椒は漢方薬にも使われるように、薬効もあります。
血行を促進させる効果があるので、体を温めたり、代謝を上げてくれるので、ダイエットにおすすめです。
また、山椒の主な成分であるサンショオールには、メラニンの生成を活性化させてくれるので、白髪の予防にもなるんです。
普段食べている、みそ汁や漬物、焼き魚から、パスタやチーズ、トースト、アイスクリームまで、意外な食べ物にも山椒は合うようなので、色々試してみる価値がありそうです。
ためしてガッテンで紹介された山椒の使い方
番組で紹介された山椒の使い方を紹介します。
食事の前に山椒を口に入れて、5分程度経ってから食事をすると、あら不思議。山椒を食べた後の方が、味をしっかりと感じるようになるんです。
番組では、マグロのお刺身や豆腐を使った実験が行われていましたが、山椒を食べた後の方が、両方美味しいと感じる結果となっていました。
山椒のしびれる辛さは、中枢神経を刺激し、脳の活性化を促す働きがあります。
山椒を食べると舌がしびれるような感覚になりませんか?
それは、山椒の主な成分であある「サンショオール」が、まるで電気を流したようチクチクとした感覚になることが理由です。
そのチクチクとした刺激が、感覚神経を活性化し続けます。
同時に、味の情報が直接大脳皮質の味覚野に伝わるので、甘いものはより甘く、塩味のものはより塩味が強調され、味が増幅したように感じるんです。
こうした理由で、マグロも豆腐も、本来の味がより増幅され、美味しくなったように感じたのですね。
山椒がいろんな食べ物の味を増幅してくれるなんて知りませんでした。
山椒の保存方法
山椒は保存方法によって、変色してしまうそうなので、保存方法についてご紹介しておきます。
山椒農家の方は冷凍庫に入れて保存されているそうですよ。
また、簡単に山椒を使えるレシピも紹介されていたので、ご紹介します。
山椒のホット万能だれ
この万能だれは、サラダにかけてホットドレッシングとしても美味しく食べられます。
山椒は効能と健康効果がある反面、弊害も
山椒には血行促進や白髪予防など、うれしい効果がありましたが、弊害が出ることがあります。
山椒を食べ過ぎると、腹痛や下痢を引き起こしてしまうことがあるため注意が必要です。
はじめにご紹介した「サンショオール」には、胃腸を刺激する働きがあるので、お腹が刺激されるということですね。
一度に食べる量としては、0.2g程度(1つまみ程度)が良いそうです。
食事が美味しくなるからと、たくさん食べてしまいそうですが、1つまみ程度に抑えておきましょう。
とはいえ、山椒にはうれしい効果があるので、食べ過ぎに気を付けて、普段の食事に取り入れてみてくださいね。
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