調理時間 15分 費用目安 100円
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この記事では、ためしてガッテンで紹介された「酒粕で作る甘酒のレシピ」をご紹介します。
酒粕の甘酒は驚くほど簡単にできるのに、便秘解消や美肌効果など嬉しい効能がたくさん!
ためしてガッテン番組内でも大絶賛されて、放送翌日にはスーパーで酒粕売り切れが続出しました。
手軽に手作りして毎日の食生活に取り入れたい酒粕の甘酒、さっそくレシピをご紹介します。
ためしてガッテンの酒粕で甘酒を作るレシピ
実はためしてガッテン番組内で、酒粕で甘酒を作る詳しい方法の紹介はありませんでした。
この記事では、ためしてガッテン番組内で紹介されていたポイントをふまえて、酒粕で甘酒を作る方法をご紹介します。
材料
美容や健康を目的とした場合の、酒粕の1日の適切な摂取量は50~100gです。
作り方
酒粕は商品によって溶けやすさが違うため、初めて作るときは2の工程で水を半量だけ入れて3の工程に進み、よく混ぜ溶かしてから残りの水を入れて4の工程に進むと失敗しにくいです。
このレシピは酒粕を使っているため、加熱の状態によってはアルコールが含まれる可能性があります。
お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意ください。また、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。
最後に一煮立ちさせる際に、10分ほど中火でじっくり煮込めばある程度のアルコールは抜けますが、それでもゼロにはなりません。
また、煮込むと酒粕の酵素が失われてしまうので、サッと一煮立ちさせたら火を止める方が体に良いです。
感想
- とっても簡単に美味しくできました
- この分量で朝晩1杯ずつ飲んで50gの酒粕が摂れるのでちょうどいいです
- 冷やしてお風呂上りに飲んだら最高でした
- 最後に生姜のすりおろしを足したら体が温まって美味しかったです
- 最後のほんの少しの塩を入れると甘さが引き立ちますね
- 甘酒が苦手な夫がおかわりするくらい気に入ってくれたので、健康のために夫婦で続けたいです
その他の酒粕の甘酒レシピ♪少量ならレンジが便利
お鍋で作るレシピ以外にももっと手軽に作りたい方向けに、レンジで作るレシピもご紹介します。
飲みたくなったらすぐにできる1杯分のレシピなので、ぜひお試しくださいね。
※先にご紹介したレシピに比べ、こちらはほとんどアルコールが飛んでいないのでご注意ください。
材料・作り方
先ほどのレシピとの違いは、同じ50gなのに1人分ということ!こちらの方が濃厚で、1杯で適切な摂取量を摂ることができます。
お好みで酒粕の量を調整しても良さそうですね。
砂糖は10gでもほんのり甘くてホッとする味になり、50gにするとしっかり甘く疲れが取れる気がして、どちらも美味しいです。
砂糖を黒糖や三温糖などお好みの種類に変えても良いですね。
感想
- ちょこっと飲みたいけれど鍋を出して作るのは面倒…というときに手軽にすぐ作れてとても便利!
- 10gでも十分に甘さを感じられて食後の一杯にちょうど良かったです。
- 朝の寒い日に生姜を入れて作りました。ポカポカと芯から温まり朝から体が元気になりました。
- レンジでできるとは思わなかった!大好きな甘酒がこんなに簡単にできるなんてもっと早く知りたかった!
- 市販の甘酒は苦手ですが、自分で作るとこんなに美味しいとは驚きました。健康のために手軽に続けられるレシピで嬉しいです。
他にもためしてガッテンで話題になったレシピや裏ワザをたくさんご紹介しています!
▼料理に役立つ驚きの知恵をぜひ見てみてくださいね▼
ためしてガッテン【検索上位のレシピや裏ワザ】を一覧で紹介
ためしてガッテンでも注目!酒粕の効能と美容&健康効果
ためしてガッテンでも注目の酒粕には、すごい効能と栄養があります。
【酒粕の効能と栄養】
ビタミンB群が豊富で美肌効果が期待できる
疲労回復効果がある
食物繊維が豊富で便秘の解消に役立つ
酒粕に含まれるペプチドは血圧の上昇をおさえる働きがある
冷えの症状を緩和して体が温まる
酒粕の美容効果
酒粕に含まれる栄養素はビタミンB1、B2、B6、タンパク質、葉酸、亜鉛、ミネラルなど。
これらの栄養素により、酒粕は冷え性の改善や美肌、生活習慣病の予防などに効果があると認められています。
また、酒粕に歯遊離リノール酸という成分が含まれています。
この成分は、体の中で「ドーバクロム」と呼ばれる「メラニン色素」のもとになる物質の生成を抑える作用があるため、そばかすやシミなどを防ぐ効果が期待できます。
酒粕の健康効果
ためしてガッテンの番組内で、酒粕は「百薬の長」として紹介されました。
酒粕から作る甘酒は「飲む点滴」と言われることもあり、豊富な栄養素を摂ることができ、疲労回復効果があります。
酒粕の原料である米に含まれている「レジスタントプロテイン」は、消化されにくいたんぱく質で、「油をがっちり捕まえる」という特徴があります。
そのため、酒粕を食べると体内に入ったレジスタントプロテインは、消化されにくくそのまま小腸へ進みます。
そこで、コレステロールなど食品の脂質や食べた油をがっちり捕まえ、体の外まで運び出してくれるのです。
酒粕を食べたり飲んだりすることで、悪玉コレステロール値を減少させたり、お通じを改善してくれたりする効果が期待できます。
また、酒粕には血圧調整に関わるアンジオテンシン変換酵素のはたらきを阻害するペプチドが含まれているため、血圧の上昇をおさえるはたらきが期待できます。
さらに!酒粕には、血管を拡張させる一酸化窒素を生じさせるはたらきがあるといわれていて、血行が改善するため体を温める効能があります。
ためしてガッテンの「酒粕から作った甘酒を3週間飲み続けた実験」
ためしてガッテンの番組内では酒粕の成分を抽出し粉末にしたものを水で溶いて甘酒状にしたものを、3週間飲んでもらう実験を行いました。
美容や健康を目的とした場合の、酒粕の一日の適正摂取量は50~100gです。
酒粕50gには、そのままの状態だと約ビール一口分のアルコールが含まれています。
お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意ください。また、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。
【実験内容】
対象…日頃酒粕を食べていない、モニター男女12名
内容…酒粕50gを200gのお湯で溶いて毎日1回、3週間飲み続ける
【実験結果】
悪玉のLDLコレステロールの値が12人中11人減少した(高めの人ほど、しっかり下がっていた)
体重が1kg減った人がいた
肌の保水量が増えて、しっとりモチモチ肌になった人がいた
酒粕を甘酒にして毎日美味しく飲むだけで、12人中11人の悪玉LDLコレステロール値が減少したなんて驚きですね。
酒粕50gを無理なく摂取するには、先ほどご紹介した甘酒の作り方で約2杯分になるので朝晩に分けて飲むと良さそうです。
ためしてガッテンで紹介された酒粕アレンジレシピ
酒粕が体にとても良いことはわかりましたが、独特のにおいが苦手な方もいますよね。
ためしてガッテンでは、酒粕の独特な臭みを消すアレンジレシピが紹介されていました。
①酒粕+油+塩=「チーズ」
酒粕にお好みの油と塩を加えて混ぜ合わせると、チーズのような味になるというアレンジレシピ。
そう言われてみると、酒粕の風味が発酵したチーズの香りに似ているような気がしますね。
この特徴を活かしてチーズ風味のクッキー(クラッカー)を作ることもできます。
酒粕チーズやクッキーのレシピが気になる方はこちらの記事でご確認くださいね。
②酒粕+豆乳+フルーツ=「ヨーグルトドリンク」
酒粕・豆乳・お好みのフルーツを混ぜ合わせると、「ヨーグルトドリンク」ができるアレンジレシピ。
詳しい作り方は紹介されていなかったので、近いレシピを調べてみました。
美味しく無理なく酒粕を摂って、美容や健康効果に期待しましょう。