この記事ではためしてガッテンで紹介された、「ガッテン流お好み焼き」をご紹介します。
この方法でお好み焼きを焼くと、山芋を使わなくてもふわふわに仕上がるんですよ。
やわらかくておいしく仕上がり、家族にも大好評でした♪
特別な材料を使わずに、ひと工夫するだけでできる、ふわふわのお好み焼きの作り方をさっそくご紹介しますね。
ガッテン流お好み焼き!山芋なしでもふわふわレシピ
ガッテン流のお好み焼きは混ぜ方にポイントがあります。
作り方を詳しくを見ていきましょう。
材料 2人分
作り方
ポイント
- 薄力粉とだし汁をしっかりと混ぜ合わせ、グルテンを作る
- 具の間に空気のすき間を作る
- 空気を逃さないようにそっと生地を広げて焼く
薄力粉とだし汁をよく練ると、グルテンという成分ができます。このグルテンがポイントの一つです。
グルテンについては、この後説明しますね。
そうして作った生地と具を混ぜる時に、空気を含ませるようにしてから焼くとふわふわのお好み焼きになりますよ。
取り込んだ空気を逃さないように、ヘラなどで押さえずに焼きましょうね。
お好み焼きの生地の粘りを左右するグルテンとは
ためしてガッテン番組内では、「お好み焼きをふわふわに仕上げるポイントのひとつはグルテンをしっかり作ること」と紹介されていました。
ここからは、グルテンについて詳しくみていきましょう。
グルテンとは
グルテンとは、小麦粉に含まれる水とたんぱく質が結びついてできる物質です。
パンやパスタ、麺類、お菓子などに多く含まれています。
小麦粉に水を加えてこねる事で、たんぱく質の一種であるグルテニンとグリアジンが絡めあわされてグルテンが作られます。
グルテンは、麺類やパンなどを作る上で、生地を膨らませたり、独特の弾力と食感を生み出す役割を果たしているのです。
グルテンが小麦粉の粘りの元であり、麺類などの腰を出しているのですよ。
グルテンを減らした方がいい料理
ここまでで、グルテンについてご紹介しましたが、実は料理によってはグルテンを減らす方がいいものもあるのです。
- クッキー、タルト生地、パイ生地、スコーン
- スポンジケーキやマフィン
- 餃子の皮、春巻きの皮、シュウマイや肉まんの皮
- デニッシュやシュトーレン、ブリオッシュなど、パンの一部
- 揚げ物の衣
- カステラ
上記の料理は弾力性や粘りが必要ないものや、柔らかく、繊細な食感が大事なものです。
【グルテンを抑えるコツ】
・薄力粉や米粉、アーモンド粉などを使う
・混ぜすぎない
・生地を均一化するために休ませる
ガッテン番組内では、グルテンを減らす方法として、小麦粉をフライパン強火で2分から煎りする方法も紹介されていました。
グルテンの特徴や特性を生かして料理を楽しみましょうね!