この記事では、ためしてガッテンで紹介された「海苔の味噌汁レシピ」をご紹介します。
この味噌汁は海苔漁師直伝！出汁をとる必要もなく、とっても簡単にできてしまうんですよ。
海苔のプロが教える海苔の保存方法や食べ方、使い方などと一緒に紹介していきますね！
海苔の味噌汁レシピ！ためしてガッテン流
海苔にはすぐに溶ける海苔と、ラーメンの海苔のようになかなか溶けない海苔があります。
海苔の特性によって作り方が変わってきます。
溶ける海苔の味噌汁
溶けない海苔のだし
海苔は旨味成分が豊富なので、そのまま出汁として使うことができます。
溶ける海苔となかなか溶けない海苔の違いは、海苔の摘み回数！
海苔は10回程度摘むことができますが、摘めば摘むほどかたく溶けにくくなる性質があります。
シーズン最初に摘んだやわらかい海苔を「初摘み」または「一番摘み」と呼びます。
初摘み(一番摘み)はやわらかいので水分を吸収しやすく、汁物に使うと早く溶けます。
感想
- 海苔の味噌汁は最高です。
- 海苔の味噌汁、お湯を注ぐだけで簡単にできて美味しい！
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ためしてガッテン！海苔の炙り方
海苔のおいしさを引き出すには「乾燥」が決め手になります。
生産地ですぐに乾燥され、問屋でさらに乾燥されます。最終工程では250℃前後で焼いています。
焼くことによって海苔の細胞が壊れ、中から「旨味」「甘み」「香り」が出て来るのです。
昭和30年代頃の海苔は、焼く前の段階で売られていたため、最後は自宅で炙る必要がありました。
最近では工場で、すでに炙ってから出荷する「焼き海苔」が多く販売されています。
しかし、買って来た海苔をあけて「湿気てしまった」という経験を一度はしたことがあるでしょう。
家で湿気てしまった海苔を回復させるための、炙り方を見ていきましょう。
海苔の炙り方
炙り終わったら、端を折るなどして全体的にパリパリになったか確認してください。
炙りすぎないように注意しましょう。
パリパリの海苔をほかほかの白米と一緒に食べれば、それだけで幸せな気持ちになれそうですね。
ためしてガッテン！海苔の保存方法
さきほど紹介したように、乾燥が決め手の海苔にとって湿気は大敵！
そのためお店では、海苔の保存方法にさまざまな工夫がされています。
海苔の専門店には「銅庫（どうこ）」という海苔を乾燥させるための銅でできた倉庫があります。
また、お蕎麦屋さんでは「焙炉（ほいろ）」という炭入りの、海苔専用の箱に入れて湿気を防ぐお店もあるんだとか。
海苔保存袋
家で湿気やすい海苔を保存しておくのに最適なのがアルミの「海苔保存袋」です。
ポリ袋に比べると、湿気を遮断する力が80倍以上！
使い方は、封を開けた海苔を乾燥剤ごと「海苔保存袋」に入れ、しっかりと空気を抜いて密封するだけです。
この保存袋は、海苔専門店やネット通販でも手に入りますよ。
そのまま保存できるように、アルミ製の袋に入って売られている海苔もあります。
ためしてガッテンの海苔の情報まとめ
ご飯や味噌汁などと非常に相性のいい海苔ですが、旬の時期は12月です。
この時期になると、収穫したての「新のり」が流通し始めます。
番組内では、海苔漁師さんが持ってきてくれた、できたての海苔が紹介されました。
香ばしく、パリパリですごく美味しい！と大絶賛でしたよ。
海苔が湿気ていないか確認する方法
海苔を手に持ち、半分に折り曲げ、2枚に分かれた場合はパリパリの極上食感だそうです。
分かれない場合はすでに湿気てるという目安になります。
固い海苔の美味しい食べ方
すぐに食べないおにぎりに、固い海苔を使うと美味しく食べることができます。
アツアツのご飯をおにぎりにして、固い海苔で巻きます。
すぐにラップで包んで1～2時間後が食べごろ！
時間の経過とともに海苔の繊維がほどけて、旨味成分が溶け出し、食べる頃には柔らかくて美味しいおにぎりになっているそうですよ。
冷たいおにぎりが美味しく感じられるのは、そのような理由もひとつにあるのかもしれませんね。
生海苔を消化出来るのは日本人だけ？
フランスの科学者の論文によると「生海苔を消化できるのは日本人だけ」だそうです。
日本人の腸内には、海藻を分解する細菌が多く含まれていると言われています。
日本では古くから海苔や昆布などの海藻類を食べる習慣があり、それが腸内細菌の構成に影響を与えているとされています。
そのため、海苔を効率よく消化吸収することができるのです。
他国の人々は海苔の消化効率が低いようですが、海苔を食べる習慣があれば同様の細菌を持つ可能性があると言えるでしょう。
感想
- 海苔専用のアルミ製保存袋があることに驚き！
- 海苔がシリカゲルより湿気を吸うなんてびっくりしました。
- 生海苔は日本人しか消化する機能がないというところがおもしろい。
