「ためしてガッテンで水虫は酢で治ると言っていた気がする…」
そんな噂を耳にしたことがある方もいるかもしれません。そこで、実際にこの情報が紹介されていたのか調べてみました。
まず、ためしてガッテンの公式サイトや過去の放送記録を確認しましたが、「水虫に酢が効く」という内容の放送は見つかりませんでした。
さらに、ネット記事やSNSでも調査を行いましたが、信頼できる情報源から「酢で水虫が治る」とためしてガッテンで明確に述べられた情報は見つかりませんでした。
では、実際のところ水虫に酢は本当に効果があるのでしょうか?
この記事では、水虫に酢は効果があるのか、複数の皮膚科や専門家の情報を元にまとめました。
水虫に酢は本当に効果があるのか?

水虫の原因とは?
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に感染することで発症します。
特に、足の指の間や爪の中に菌が入り込みやすく、かゆみや皮膚のめくれ、ひび割れなどの症状を引き起こします。
酢の成分と殺菌作用
酢には以下のような特徴があります。
・酸性が強く、一部の細菌やカビの増殖を抑える効果がある。
・食品の保存や掃除に使われることも多く、殺菌効果が期待できる。
しかし、水虫の原因である白癬菌に対して、酢がどれほどの効果を発揮するのかについては、科学的な研究による明確な証拠は見つけられませんでした。
タマノイ酢株式会社の公式サイトでは、40℃のお湯に酢を3~10倍に薄め、20分ほど足を浸すことで水虫の対策ができるという情報が掲載されています。
しかし、この方法が医学的に検証されたという根拠は見つかりませんでした。
そのため、酢が水虫に効果があるかどうかについては、慎重に考える必要があります。
酢を水虫対策に使う場合の注意点

もし、「酢を使って水虫対策を試してみたい」と考えている場合は、以下の点に注意してください。
水虫に酢を塗る行為は、水虫が悪化する可能性もあることを覚えておきましょう!
皮膚科の情報で、水虫に酢を塗った患者さんが「幹部がひどくただれてしまった」「皮膚がボロボロになってしまった」と来院されたという報告がありました。
この方法はおすすめできませんが、自己責任で試される場合、少しでも異変を感じたらすぐに病院に行ってくださいね。
水虫治療の正しい対策
1. 医薬品(抗真菌薬)を使う
水虫を根本的に治療するには、抗真菌薬(白癬菌を殺菌する薬)が必要です。
- 外用薬(塗り薬)
- 軽度の水虫なら、市販の抗真菌薬(クリームやスプレー)を使うことで改善することが多いです。
- かゆみや皮膚の剥がれがある場合は、早めに薬を塗るのが効果的です。
- 内服薬(飲み薬)
- 重度の水虫や爪水虫には、病院で処方される飲み薬が必要な場合があります。
- 飲み薬は白癬菌を体の内側から撃退するため、爪水虫などにも有効です。
2. 足のケアを徹底する
水虫を予防・再発防止するためには、足の清潔と乾燥を保つことが重要です。
- 毎日足を丁寧に洗い、しっかり乾かす。
- 通気性の良い靴や靴下を選び、湿気がこもらないようにする。
- お風呂やスリッパなどを家族と共有しない(感染防止)。
まとめ
- ためしてガッテンでは「水虫に酢が効く」と放送された記録は見つからなかった。
- ネット記事やSNSでも「酢で水虫が治る」と明確に述べられた信頼できる情報は確認できなかった。
- タマノイ酢の公式サイトでは、酢を薄めて足を浸す方法が紹介されているが、医学的な根拠は見つかっていない。
- 酢には殺菌作用があるものの、水虫の原因である白癬菌を完全に死滅させる科学的な証拠はない。
- 水虫を治すには、皮膚科で処方される抗真菌薬(塗り薬や飲み薬)が最も確実な方法。
- 酢を使う場合は、皮膚への刺激に注意し、水で薄めて使用することが必要。
水虫は、適切な治療と足の清潔を保つことで改善できる病気です。
「酢で治るかも?」と考える前に、確実な治療法を選び、早めに対策を行いましょう。