この記事では、ためしてガッテンで紹介された「こんにゃくの効能・健康効果」についてご紹介します。
ためしてガッテンで紹介されたこんにゃくのレシピは、これまでの常識を覆されるような驚きの調理方法でした。
ぷるぷるの食感が楽しめるので、こんにゃくが大好きな人でもさらに好きになること間違いなしです!
ためしてガッテンでも注目のこんにゃくの効能・健康効果
あなたはこんにゃくに対してどんなイメージがありますか?
昔ながらの食品で、色々な効能があって健康効果が大きいという印象がありますよね。
具体的にはデトックスの促進、ダイエット効果、大腸癌予防、血圧を下げる、便秘改善、美肌効果・・・
色々な効能をよく聞きますが、中でも「腸」や「消化器官」にまつわるものが有名ですね。
こんにゃくが体に良いとされるのは以下の理由からです。
- 腸内環境を改善してくれる
- 血糖値の急上昇を防ぐ
- コレステロールを抑制
- 満腹感を得やすい
腸内環境を改善してくれる
こんにゃくに含まれるグルコマンナンは水溶性食物繊維なので腸内で水分を吸収して膨らみます。
それにより便を柔らかくする効果があり、便秘を解消し腸内環境を整えてくれるのです。
血糖値の急上昇を防ぐ
グルコマンナンは、糖の吸収を穏やかにする働きがあり、食後の血糖値を安定させます。
そのため、特に糖尿病の予防や管理に有効です。
コレステロールを抑制
こんにゃくが豊富に含む食物繊維は悪玉コレステロール(LDL)の吸収を妨げ、血中のコレステロール値を下げる効果があります。
これにより心血管疾患のリスクを低減してくれます。
満腹感を得やすい
こんにゃくは低カロリーでありながら満腹感を得られるので、ダイエットに最適です。
上手に食事に取り入れる事で、食欲を我慢する事なく摂取カロリーを減らせます。
ためしてガッテン流こんにゃくの選び方
そんな良いことづくめのこんにゃくですが、実際にお店の売り場に行くと種類が多すぎて迷ってしまうことはありませんか?
ためしてガッテンでは、こんにゃくの選び方については触れていなかったので、ここでまとめていきます。
色=原材料や製造方法で選ぶ
こんにゃくには白っぽいものと、灰色のものがありますが、この違いについて知っていましたか?
実は原料となるこんにゃく芋の状態で色が変わるんです。
白いこんにゃくは精製されたこんにゃく粉を使用しているので、滑らかな食感が特徴です。
黒いこんにゃくはこんにゃく芋の皮ごと使われるため風味が強く、粒感があります。
昔ながらの製法で製造されているこんにゃくは黒っぽいものが多いということですね。
ですが、白いこんにゃくを好まない地域もあったため、白いこんにゃくに海藻などを混ぜて黒くしているものもあります。
こんにゃくを選ぶ時は原材料もチェックしてみてくださいね。
調理方法に合わせて形状を選ぶ
ご存知の通りこんにゃくの形状には様々な種類がありますので、用途に合わせて選びましょう。
「板こんにゃく」は煮物や炒め物に、「糸こんにゃく」は鍋物や和え物に適しています。
その他にも玉こんにゃくやねじりこんにゃくなど見た目も様々です。
お料理の雰囲気や食べる人のことを想像して選んでみましょう。
小さい子供やお年寄りが食べる料理には、飲み込みやすいねじりこんにゃくがおすすめですよ。
ためしてガッテン流こんにゃくレシピ!味をしみ込ませる方法とは
こちらはためしてガッテンの番組内で紹介されたレシピです。
こんにゃくの消費量が日本一多いのは玉こんにゃくが有名な山形県!
そんな山形の老舗「丹野こんにゃく番所」の店主丹野益夫さんが番組のために紹介してくれた調理方法です。
味をしみこませつつもプルプルとした柔らかい食感を楽しむためには一体どんな秘密があるのでしょうか?
煮込むだけでは意味がない!どんどん固くなってしまうこんにゃく
柔らかい食感を維持するためにはとにかく加熱時間を短くすること!
実はこんにゃくは性質上どんなに煮込んでも味は染みていかないのです。
私はこれまでおでんを作るたびに長時間煮込み続けていたのでちょっとショックな情報でした。
10分以上煮込むとどんどん固くなってしまい、二度と元に戻らないとのことです。
なので、加熱時間を短くするためにはアク抜き不要タイプのこんにゃくもおすすめです!
煮込まない代わりに特別な下処理で味をしみこませる
では、加熱せずに柔らかく味を染み込ませるにはどうしたら良いのでしょうか。
まず、下処理。どんな方法だと思いますか?特別な道具はいりません。
なんとこんにゃくを数回まな板に叩きつけるだけ!
こうする事でこんにゃくの繊維質を壊し、柔らかい食感に仕上がるのだとか。
スタジオでも驚きの声が上がっていました!
そして味付けですが、メインの調味料の他に砂糖を入れることで味が染み込むそうです。
ためしてガッテンで紹介された浸透圧を利用したシンプルなこんにゃくの煮物のレシピをご紹介します。
水分の多いこんにゃくの性質を利用した科学的味付けですね。
手順も簡単なので是非一度試してみてください。
感想
- いつもより柔らかくて食べやすい。
- 子供が喜んで食べていた。
- 味が中まで染み込んでいて美味しい。
- プルプルした食感でゼリーのようだった。
- 手順も簡単だし、調理時間が短くて良かった。
いかがでしたでしょうか。以上がためしてガッテンで紹介されたこんにゃくの効能とレシピでした。
身近な食材なので、あと一品何か欲しいときなどに是非活用してくださいね。