この記事では、ためしてガッテンで紹介された「コーヒーの効果」についてご紹介します。
世界中で愛されているコーヒーですが、美味しさだけではなく健康面でも多くのメリットがあり注目されています!
今回はコーヒーの効果が私たちの体に与える影響について、詳しく調べたので見ていきましょう♪
ためしてガッテンで紹介されたコーヒーの効果
番組の中で紹介された研究では、1日2〜3杯のコーヒーを飲むことで血管の柔軟性が高まることが確認されました。
血管が柔らかい状態を保つことは、動脈硬化や脳卒中といった重大な病気のリスクを下げるため非常に重要です。
コーヒーの効果
- 血管の柔軟性の向上
- 動脈硬化の予防
- 心臓病のリスク低減
この効果の鍵となるのがコーヒーに含まれているポリフェノールの一種であるフェルラ酸です。
フェルラ酸には、血液中のコレステロールを処理するマクロファージの機能をサポートし、動脈硬化を防ぐ効果があるとされています。
コーヒー以外でフェルラ酸を摂取する方法
フェルラ酸はコーヒーに豊富に含まれていますが、実は穀物や野菜にも多く含まれています。
- 玄米や全粒穀物
- とうもろこし
- 野菜や果物
- 発酵食品
玄米や全粒穀物
玄米や全粒穀物(全粒小麦、大麦、オーツ麦)の外皮部分には多くのフェルラ酸が含まれています。
白米や精製された穀物と比較して、フェルラ酸の含有量は2〜5倍にもなるそうですよ!
フェルラ酸以外にも、食物繊維が豊富で腸内環境改善にも役立ちます。
日常的に白米を食べている方はご飯を玄米に置き換えると簡単にフェルラ酸を多く摂取することが出来ます。
またパンやシリアルを全粒粉製品のパンや、オートミールにするのもいいですね。
とうもろこし
とうもろこしも穀物の一種で、特に皮の部分にフェルラ酸が豊富です。
加熱調理をしても成分が安定しているので、ボイルコーンやグリルコーンをそのまま食べても摂取することが出来ます。
特におすすめはポップコーンです!
とうもろこしの中でもポップコーンは皮ごと加熱されているため、フェルラ酸が2〜3倍も多く含まれていることが報告されているんです。
野菜や果物
フェルラ酸は様々な野菜や果物にも多く含まれています。
- トマト
- なす
- アスパラガス
- ほうれん草
- オレンジ
- りんご
とうもろこしと同じく、特に皮の部分に多く含まれています。効率よく摂取するために、皮つきのまま調理できる炒め物やスムージーがおすすめです。
発酵食品
味噌や酒粕、醤油、納豆などの発酵食品にもフェルラ酸が含まれています。
これらは発酵過程で穀物由来のフェルラ酸が生成されるため、発酵時間が長いほどフェルラ酸の濃度が高い傾向にあります!
他の食品に比べてお味噌汁や煮物、炒め物など毎日の食事に取り入れやすく、簡単にフェルラ酸を摂取できますね♪
コーヒー以外で脳卒中や動脈硬化予防に効果のある食品
コーヒーで紹介されたフェルラ酸以外にも、脳卒中や動脈硬化の予防に効果的な栄養素があるのをご存じですか?
ビタミン
ほうれん草、小松菜、人参などの緑黄色野菜は、ビタミンCやβ-カロテンなどの抗酸化物質が豊富で、血管の老化を予防します。
食物繊維
大豆、レンズ豆、ひよこ豆などの豆類は、食物繊維が豊富で、コレステロール値を下げる効果が期待できます。
また、玄米、全粒粉パン、オートミールなどの全粒穀物も食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにし、動脈硬化の予防に効果が期待できる食品です。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は体に必要だけど作れない「必須脂肪酸」の一つです。
血液をサラサラにしたり、血管や脳の健康を守る働きがあり、特にEPAやDHAが有名です。
血液をサラサラにする効果、動脈硬化予防、認知症予防、炎症を抑える効果があります。
サバやアジ、イワシ、サンマなどの青魚や、亜麻仁油、えごま油に多く含まれています。