この記事では、ためしてガッテンで紹介された「冷凍の切り身からぶりの照り焼きを作る方法」をご紹介します。
この方法で作ってみたら、安いぶりがものすごく柔らかくなって、また食べたい!と夫からも大好評でした♪
ひと工夫で簡単にできる魔法のレシピをさっそくご紹介します。
ためしてガッテン!ぶりの照り焼きを冷凍の切り身から作るレシピ
実は、ためしてガッテンで冷凍の切り身から作るぶりの照り焼きのレシピは紹介されていませんでした。
ここでは、ためしてガッテンで紹介された「ぶりの塩焼き」から照り焼きにアレンジする方法をご紹介します。
材料 1人分
作り方
今回は天然ぶりを使用したので、フライパンに油を引きました。
養殖ぶりを使用する場合は脂が多く含まれるため、油は引かなくても焦げずに美味しく焼けますよ。
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ためしてガッテンのぶりの照り焼きは冷凍ではなく生の切り身でも簡単
一般的に天然ぶりは秋~冬にかけて旬を迎えるため、手頃な価格で手に入りやすくなります。
新鮮なぶりの切り身が手に入ったら、以下の方法でもぶりの照り焼きを美味しく作れますのでぜひ試してみてください♪
材料 1人分
作り方
ぶりの分厚さやフライパンの種類、火力により調理時間が異なるため、様子を見ながら調整してください。
私はかなり分厚めの天然ぶりを使いましたが、レシピ手順でしっかりと火が通り、問題なく美味しく仕上がりました!
感想
- ぶりの脂がぎゅっと閉じ込められて、ふんわりジューシーに仕上がりました。
- 天然ぶりは筋肉質で火が通りすぎると固くなる印象でしたが、想像以上の柔らかさと美味しさでびっくり!
- 養殖ぶりは高いですが、天然ぶりでも安く美味しく脂の乗った照り焼きが楽しめるので超お得なレシピです♪
- 加熱時間さえ守れば誰でも簡単にできるので、お料理初心者さんでも安心して作れますよ。
ためしてガッテンのぶりの照り焼きで小麦粉をまぶす理由
ためしてガッテンのぶりの照り焼きは、冷凍ぶりでも生のぶりでも「小麦粉をまぶして焼くこと」がポイントです。
なぜ小麦粉をまぶすとふんわりジューシーに仕上がるのでしょうか?
脂を逃がさず焼けるから
その理由は、小麦粉をまぶすことでぶりに含まれる脂が加熱と同時に外に流出するのを防いでくれるから!
ぶりを美味しく柔らかく調理するポイントは以下の2つです。
- ぶりに含まれる脂を外に流出させない
- 5分以上の長時間加熱をしない
加熱時間1分~10分ごとに流出する脂の量を観察すると、5分を超えたタイミングで脂の流出量が一気に増えることが分かりました。
5分以上加熱することで結合組織であるコラーゲンが破壊され、肉も収縮し始めるので脂が外に押し出されやすくなるのです。
養殖ぶりと天然ぶりの違い
養殖ぶりは、天然ぶりと比べて脂の含有量がなんと約2倍あるといわれています!
脂を含むと加熱しても固くなりにくいため、養殖ぶりを使った料理は脂が乗ったジューシーな味わいに仕上がります。
また、長距離回遊で鍛えられた筋肉が多い天然ぶりは、加熱したときにタンパク質が硬くなりやすい特徴があります。
小麦粉をコーティングして脂の流出を防ぎ、蒸し焼きで短時間加熱することで口当たりの良い触感を保つことができるんですね♪
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ためしてガッテンでも注目のぶりの栄養と健康効果
ためしてガッテンで紹介されたぶりの栄養素や健康効果をご紹介していきます。
ぶりに含まれる栄養はどんな人におすすめなのかも詳しく解説していきます。
ぶりの栄養素と健康効果
ダイエットを目指す方におすすめ
ダイエットにおいて、体温を上げて代謝をつかさどるタンパク質は必須の栄養素です。
とくに糖質制限ダイエットでは、ぶりに多く含まれる糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB1,B2が大活躍してくれます。
日ごろから炭水化物やお菓子をよく食べる、お酒をよく飲む方はタンパク質やビタミンB群が不足して痩せにくい体質になってしまいます。
1食当たり、手のひらサイズかつ手のひらと同じ分厚さの肉や魚を摂り入れるように意識しましょう。
閉経を迎えるゆらぎ期の女性におすすめ
ビタミンEは細胞にできる「サビ」を除去してくれる栄養素です。
年齢とともに増えるしわやたるみの原因にアプローチしてくれます。
それだけにとどまらず、ビタミンEは更年期障害による自律神経の乱れを抑えたり、生理痛を緩和したりすることにも役立ちます。
更年期を迎える女性は骨の形成が難しくなるので、ぶりに含まれるビタミンDとカルシウムを積極的に摂取できると良いでしょう。
脳のトラブル、アレルギー症状を抱える方におすすめ
魚油に含まれるDHAとEPAの違いをご存じですか?
DHAは脳のトラブル改善、EPAはアレルギーなどの炎症作用を抑える効果があります。
学習能力を高めて発達障害を改善したい方、花粉症などのアレルギーに悩む方はぶりの魚油を摂取すると良いでしょう。
魚油には血中のLDLコレステロール(悪玉)の改善効果も期待できます。
余分な脂を回収してくれるHDLコレステロール(善玉)が低い方は、週に2回以上はぶりなどの青魚を摂ることをおすすめします。
ちなみに私も週に数回夕飯で魚の回数を増やしただけで、HDLコレステロールが大幅にUPしました♪
健康診断の結果が気になる方は、簡単にできるぶりの照り焼きレシピをぜひ活用してみてくださいね!