この記事では、ためしてガッテンで紹介された「ヨーグルトの効果」についてご紹介します。
ためしてガッテンで紹介されたヨーグルトの効果は、健康効果だけでなくお料理にも応用できる嬉しい情報が満載!
ヨーグルトの特性を生かした簡単なレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください♪
ためしてガッテンでも注目のヨーグルトは便秘に効く?
ためしてガッテンでは、ヨーグルトは便秘に効果があると紹介されました。
なぜ便秘に効果があるのか、分かりやすく解説していきます。
腸内の善玉菌が増えるから
ヨーグルトが便秘に効く理由は、腸内環境を整えてお通じを良くする「善玉菌」がたくさん増えるからです。
人間の腸には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3種類の腸内細菌が共存しています。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌の特徴は以下の通りです。
成人では、腸内細菌叢の10~20%がビフィズス菌で占められています。
加齢とともに善玉菌が減り、悪玉菌が優位になることで日和見菌も悪玉菌に加担してお腹の中で悪さをします。
健康維持のためには、善玉菌を増やして腸内環境を良くし、免疫機能を高めてあげることがとっても大事!
ヨーグルトには、この善玉菌に当たる「ビフィズス菌」「乳酸菌」が豊富に含まれます。
便秘を解消して健康維持を目指すために、ヨーグルトは積極的に摂りたい食品といえますね♪
おすすめの食べ方
では、善玉菌優位の腸内環境を保つためにはどのようにしてヨーグルトを食べるのが良いのでしょうか?
おすすめは、無糖のプレーンヨーグルトに「オリゴ糖」で甘さをつけて食べる方法です!
その理由は、オリゴ糖が腸内で餌になり、善玉菌を増殖させてくれる「プレバイオティクス」だから。
砂糖は悪玉菌が好むものですが、オリゴ糖は善玉菌のみが好んで餌にするため、より効率よく腸内環境を改善できるのです。
また、オリゴ糖は血糖値を上げにくい特徴があるため、糖質と向き合う食事をしている方にもおすすめですよ。
夫は、オリゴ糖入りヨーグルトを毎日食べることでお通じがすごくよくなった!と喜んでいます♪
ためしてガッテンが実験!ヨーグルトは加熱しても便秘に効果がある
ためしてガッテンでは、ヨーグルトを加熱しても整腸効果があるのかを実験しました。
結果、ヨーグルトを加熱しても整腸効果はほとんど変わらないことが判明!
生と加熱したヨーグルト200gをそれぞれ1週間食べ続けてもらった結果、お通じの回数がどちらも2倍近く増えていたのです。
加熱しても便秘に効果がある理由
加熱しても効果が残る理由はズバリ、ヨーグルトに含まれる成分がそのまま残るから!
もう少し詳しく説明しましょう。
善玉菌を住みやすくする「乳酸」、善玉菌のえさになる「乳糖」が加熱しても生き残り、腸内環境を酸性に傾けて善玉菌にとって有利な環境にしてくれるのです。
さらに、一部加熱されて力を失った乳酸菌の死体が、腸に吸収されずに食物繊維のような働きをして便通を促してくれます。
ヨーグルトを使った「豚肉のごまみそ焼き」
ここでは、ためしてガッテン番組内で紹介されていたポイントをふまえて、独自に開発したレシピをご紹介します!
このあと解説するヨーグルトがもたらす効果をフル活用して、独自にレシピ開発しました。
とっても簡単に美味しくできるので、ぜひ試してみてください♪
ポイントは、豚肉の脂身と赤身の間に切り込みを入れること。
これをしておくことで、お肉の焼き縮みを防ぐことができて仕上がりが格段に良くなります!
他にもためしてガッテンで話題になったレシピや裏ワザをたくさんご紹介しています!
▼料理に役立つ驚きの知恵をぜひ見てみてくださいね▼
ためしてガッテン【検索上位のレシピや裏ワザ】を一覧で紹介
ためしてガッテンで紹介されたヨーグルトの情報
ためしてガッテンで紹介された、お料理にもたらすヨーグルトのパワーと健康効果について解説していきます。
ヨーグルトに秘められた可能性を知ることで、より有効的にヨーグルトを日常使いすることができますよ♪
料理が格段に美味しくなる3つの理由
- においを消してくれる
- お肉を柔らかくする
- アミノ酸が増量してうまみがアップする
ためしてガッテンでは、ニンニクにヨーグルトを入れることで、においが26%軽減したと紹介されました。
お肉をヨーグルトに漬け込むと、乳酸が筋線維をほぐしてくれるので、肉汁溢れるジューシーな触感が実現できます。
さらに、和食でも味を際立てるための隠し味としてヨーグルトを使っているんだとか。
例えば、お味噌に含まれるうまみ成分のアミノ酸を、ヨーグルトに含まれる乳酸が分解することでうまみを1.2倍に増やせるんだそうです。
先に紹介した「豚肉のごまみそ焼き」は、この理論をフル活用したものなので、固くならずジューシーに美味しく仕上がりますよ♪
ヨーグルトの健康効果
人の免疫細胞の約70%は腸内に存在しています。
腸内環境を整えることで免疫力がアップして、風邪予防に役立ちます。
便秘を放っておくと、体内で発生した腐敗物質が腸管内で吸収されて血液を巡り、肌荒れの原因に。
代謝を促したり、心の安定を図るビタミンB群は腸内に多く存在しています。
腸内環境をキレイに保つことが、ダイエットやメンタル面で重要な役割を果たしてくれるのです。
ただし、中にはヨーグルトが体質に合わない人もいるので要注意!
「カゼイン」というタンパク質が腸内を荒らして、下痢やアレルギー症状を引き起こすことがあります。
健康に良いからと過信せず、自分にあった食品なのかをきちんと見極めて、適切に摂取できると良いですね。