調理時間 45分(炊飯時間、いなりを置く時間は含まない) 費用目安 200円
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4時間後には、思わず笑顔になる美味しさが待っています。
この記事では、ためしてガッテンで紹介された「いなり寿司の作り方」をご紹介します。
番組では、酢飯には砂糖を使わず、さらに“時間を置く”という驚きの工夫が紹介されていました。
ためしてガッテン流!いなり寿司の作り方
ためしてガッテン流のいなり寿司は、揚げをしっかり甘く煮て、酢飯には砂糖を使わず、酸味のきいた味に仕上げます。
この組み合わせにより、甘さと酸味のメリハリが効いた絶妙な味わいになります。
さらに、甘いお揚げに砂糖なしの酢飯を詰めて4時間寝かせることで、味がしっかりなじみ、驚くほど美味しくなります。
材料(3人分)
作り方
いなり寿司をもっと美味しく!4つのポイント
- 熱湯をかけるだけより、油揚げを茹でるほうが油がよく抜け、味が染みやすくなります。
- 油揚げを煮る際に煮汁を少し残しておくと、食べたときにじゅわっと旨みが広がります。
- 油揚げが甘めなので、すし飯にはあえて砂糖を加えません。ほどよい甘さが引き立ちます。
- 作ってから4時間ほど置くと、酢飯に油揚げの味が染み込み、作りたてよりも美味しくなります。
感想
- 4時間かかると思っていましたが、置いておくだけだったので、食事の時間に合わせて余裕をもって作ることができました。
- 油揚げから自分で味付けして作るのは初めてでしたが、時間をかけた分だけ美味しく仕上がり、家族にも大好評。あっという間になくなってしまいました。
- これまで酢飯がべちゃっとしたり、逆にぱさついたりするのが苦手でしたが、このレシピは味のバランスがよく、時間が経ってもご飯の状態がとても良かったです。いなりの甘みから自然に酢飯へと味がつながり、全体のバランスも抜群でした。
ためしてガッテンのいなり寿司が美味しい理由

いなり寿司を美味しく仕上げるカギは、味のバランス。「味の抑制効果」を活かすことで、甘味・酸味・塩味が引き立ちます。
ためしてガッテン流「究極のいなり」は、この味の抑制効果を応用した一品です。
味の抑制効果とは?おいしさを引き出す味の仕組み
味の抑制効果とは、ある味が他の味を和らげたり、抑えたりする現象のことを指します。例えば、酸っぱいフルーツに少し甘みを加えることで、酸味が抑えられ、まろやかな味わいになります。
この効果により、食べ物や飲み物の味わいがよりバランスよく感じられることがあります。
ためしてガッテン流「究極のいなり」は、味の抑制効果を活かしたレシピになります。
味の抑制効果を活かした『究極のいなり』の秘訣
酢飯に砂糖を加えないことで、この味の抑制効果が生み出されます。油揚げの甘味と塩味、そして酢飯の塩味と酸味が絶妙に調和します。
塩味と酸味が互いに打ち消し合い、油揚げの甘味と酢飯の酸味も相乗効果を生み出します。
これにより、甘味・酸味・塩味のバランスが絶妙に整い、まさに「美味しい比率」が完成します。
この仕上がりこそが、ためしてガッテンが提案する「究極のいなり」。味の抑制効果を巧みに活かした、まさに一品の完成形です。
ためしてガッテンのいなり寿司の食べ頃と賞味期限

ためしてガッテンでは、いなり寿司の食べ頃は作ってから4時間後と紹介されており、納得の理由があります。
この記事では、いなり寿司をもっとも美味しく食べられるタイミングと、保存方法ごとの賞味期限の目安について、ご紹介します。
食べるなら4時間後!味の決め手は、じっくりとした時間
ためしてガッテンのいなり寿司の食べ頃は、4時間後です。酢飯に油揚げの味が染み込み、作りたてよりも美味しくなります。
いなり寿司は、時間の経過とともに、「酸っぱい」、「塩辛い」と感じるようになります。
ただ、今回作ったいなり寿司では、7時間後に食べてもそのような「酸っぱい」「塩辛い」といった味の変化は見られませんでした。
常温なら7時間以内であれば味が大きく変わることはなく、美味しく食べられると思います。
知っておきたい!いなり寿司の賞味期限と安全に食べるコツ
いなり寿司の賞味期限は短いです。できるだけ早めに食べ切りましょう。