炭酸水、なんとなく飲んでいませんか?
飲み方次第で、あなたの体にうれしい変化が起こるかもしれません。
この記事では、ためしてガッテンで紹介された炭酸水の効能と炭酸水のデメリット・効果的な飲み方をご紹介します。
ためしてガッテンで紹介された炭酸水の効能
ためしてガッテンの「炭酸パワー」特集で、炭酸水には4つの効能があることが解説されました。
それぞれの効能を一つひとつ見ていきたいと思います。
便秘予防になる
炭酸水に含まれる炭酸ガス(二酸化炭素)が腸を刺激し、便秘改善に期待が持てます。
便秘予防は、腸内環境を整え、ダイエット効果を高めるカギです。
さらに、腸が元気に動き出すと、体全体の代謝もアップ!自然と痩せやすい体づくりにつながります。
熱中症予防になる
炭酸水を飲むことで炭酸ガスが内臓の血流を良くし、さらに水分の吸収力もアップします。
特に気温が高い日には、体からどんどん水分が失われるため、効率よく水分補給することが大切です。
私は、夏は体をよく動かすので、麦茶と一緒に炭酸水もこまめに飲んでいます。
炭酸水には疲労回復効果もあるため、すっきりとした飲みごたえで、気分を変えたい時におすすめです。
胃腸が元気になる(食欲増進)
意外にも炭酸水は胃を元気にしてくれるんです。お水よりも、炭酸水を飲む方が、胃は活発に動き出します。
便秘予防でも触れていますが、炭酸ガスが内臓に触れることで血流が促され、胃腸の消化力がぐっと高まります!
炭酸水は胃を刺激するので食欲増進効果があり、食べたものの消化もサポートしてくれるので、胃が元気のない時に飲むのもおすすめです。
血行を促進する(疲労回復)
炭酸水に皮膚が触れると、ほんのり赤くなることがあります。これこそが、血行が良くなっている証拠です。
ためしてガッテンの番組では、天然の炭酸水が湧いている大分県由布市の阿蘇野地区が紹介されていて、地元の人のなかには「壊疽がきれいに治った」という人がいました。
炭酸水に含まれる炭酸ガスは、肌に触れるとすばやく吸収され、血管に一時的な「酸欠状態」をつくり出します。
すると体が「もっと酸素を取り込まなきゃ!」と反応し、血管が広がり血流が一気に促進されるので、血行が良くなり、疲労回復や傷の回復に効果があるそうです。
炭酸水のデメリット

炭酸水には、気をつけたいポイントが2つあります。でも心配しなくて大丈夫です!
あらかじめデメリットを知っておけば、上手に楽しむ工夫ができるんです。
ちょっと意識するだけで防げることばかりなので、安心して読んでくださいね。
飲み方を間違えると逆効果!摂取量に注意
摂取量を誤ると、逆効果になる可能性があるため、自分の体調に合った適量を見極めが必要です。
炭酸水の摂取量によって、食欲を増進させることもあれば、逆に満腹感を得すぎて食事が取れなくなることもあります。
ダイエット中は、体重増加など思わぬ効果が出てしまい、また、夏バテの時には、過剰に飲むと胃が膨らみすぎて、かえって食べづらくなることもあります。
炭酸水と炭酸飲料の違いに注意!
炭酸水の効果は、炭酸飲料でも同じ効果が得られます。
ただし、炭酸飲料は、甘味料が含まれているため、虫歯のリスク、多量摂取による体のむくみ、体重増加を働きがけることに繋がります。
健康のために飲むのであれば、甘味料が含まれている炭酸飲料は不向きな飲み物といえます。
試してガッテン!炭酸水の効果的な飲み方

炭酸水を効果的に飲むために2つの飲み方をご紹介します。
「食欲アップ」と「ダイエット」、それぞれの目的に合わせて取り入れれば、毎日の暮らしにうれしいプラスの効果が期待できますよ!
食前150mlの炭酸水が叶える、食欲&夏バテ対策
食前に、満腹にならない程度のコップ半分(約150ml)の炭酸水を飲むと、程よく胃が刺激されて食欲増進効果が期待できます。
このことにより熱中症予防や夏バテを予防することが期待されます。
おやつ代替に! たっぷり炭酸水で満腹キープ
食前にコップ2杯(約300ml)以上の炭酸水を飲むと、胃がほどよくふくらんで満腹感が得られやすくなります。
私もおやつがほしくなったときは、炭酸水に置き換えるとおなかが満たされて「もういいかな」と思えることが多いです。
この方法を食事前に取り入れれば、食べ過ぎを防いで自然と食事量を調整しやすくなりますよ。