この記事では、ためしてガッテンで紹介されたごぼうの保存方法をご紹介します。
ためしてガッテンで紹介された方法で保存すると甘くておいしいごぼうになるんです。
甘さも美味しさもアップする保存方法をぜひ試してみてください！
ごぼうはためしてガッテンの保存方法で甘く美味しくなる！
甘く美味しいごぼうにする方法は、冷蔵保存です。
ためしてガッテンでごぼうを甘く美味しくする方法として紹介されたのは、冷蔵での保存方法でした。
ためしてガッテンの番組によると、市販の生ごぼうよりも半年以上冷蔵保存をしたごぼうの方が甘くなっていました。
家庭で冷蔵保存する場合、乾燥を防ぐために買ってきた袋のまま、冷蔵庫のチルド室または野菜室で保存するだけでOKです。
1か月以上(土付きの場合は数か月)は保存が可能ですが、状態によりますので、食べるときには傷んでいないかよく確認してくださいね。
適切に保存すれば甘みと風味が際立つ状態で美味しくいただけます！
なぜ、甘く感じるのか？
１．でんぷんの分解による糖分の増加
冷蔵庫の低温環境では、ごぼうの中のでんぷんが糖に変化する酵素が働きます。
このプロセスは「糖化」と呼ばれ保存中に徐々に甘み成分が増します。
２．水分の減少による甘みの濃縮
ごぼうが冷蔵庫内で少し乾燥すると水分が減少し、結果的に糖分が相対的に濃縮されます。
これによって、甘みを強く感じることがあります。
３．成分の変化による旨味の向上
冷蔵中にポリフェノールや繊維質の分解が進むことで、風味や旨味が向上し甘みを感じやすくなります。
感想
- 冷蔵保存で甘みが増すのを実感しました！
- ごぼうを使う機会が多いので保存期間が長くなる場合は、冷凍保存と併用して調理頻度に合わせて工夫してみようと思います。
ためしてガッテン以外のおすすめのごぼう保存方法
ごぼうの保存方法は状態や用途によって変わります。
以下にためしてガッテン以外のおすすめのごぼう保存方法も解説します！
状況に応じた保存方法
１．短期間（１週間以内）
土付きや洗った状態で冷蔵保存
２．長期間（1か月以上）
冷凍保存または土付きのまま保存
３．すぐに調理で使える状態にしたい場合
切ったり、すりおろして冷凍保存
ためしてガッテンで紹介されたごぼうレシピ
おすすめのごぼうレシピは、ごぼうの甘さがそのまま味わえる素揚げです。
材料・作り方
材料 （2～3人分）
- ごぼう １本（約150ｇ）
- 片栗粉 適量
- 塩 少々（お好みで）
- 揚げ油 適量
作り方
１．ごぼうの下準備
- ごぼうは、皮をむかず5㎝くらいに切る。（太い部分は1/4、細い部分は1/2に縦切り）
※切る際は水にさらしてアクを抜くと、色がきれいに仕上がります。
- 5分程度さらしてから水気をよく切り、全体的に片栗粉をまぶす。
２．揚げる準備
- 揚げ油を鍋に適量入れ、160～170℃に熱する。（箸を入れて細かい泡がでる程度が目安）
３．ごぼうを揚げる
- ごぼうを少しずつ油に入れ、カリッとするまで揚げる。
- 揚がったら油を切りキッチンペーパーの上に広げて冷ます。
４．仕上げ
- 揚げたごぼうに塩をふりかけ、全体に味を馴染ませたら完成！
ためしてガッテンでも注目のごぼうの栄養と健康効果
ためしてガッテンでも注目されたごぼうの栄養について説明します。
ごぼうの栄養素
食物繊維 消化を助け、腸内環境を整える、便秘予防。含有量100ｇあたり約5.7ｇ（不溶性と水溶性を含む）
イヌリン 水溶性食物繊維で、ごぼう特有の成分。
【健康効果】
- 腸内環境を整え、便秘の改善に役立ちます。
- 血糖値の上昇を緩やかにし、食後の急激な血糖値の上昇を防ぎます。
- コレステロール値を下げる効果があります。
- 腸内の善玉菌（ビフィズス菌）のエサとなり、腸内フローラを改善します。
- 腎臓の健康をサポートし、利尿作用が期待されます。
- 血糖値や脂質代謝の改善に寄与します。
